8月23日は二十四節気でいえば処暑でした。暑さも峠をこえ、朝夕も涼しくなる頃です。こどもたちの夏休みもあと1週間たらず、宿題の追い込みも忙しく、楽しかった夏の出来事もちょっとほろ苦く思い出しながら日記や絵に書いていることでしょう。
森の中にはすでにススキも開花し、ナナカマドの実も赤くなり始めています。そんな中、まだ緑濃い藪の中にまっ白な線香花火のような花を見つけました。
これはシシウドといっているセリ科の花だと思います。まるで線香花火が、夏の思い出に真っ白な花になったような花の形です。『福井の野草(下)』(福井県植物図鑑)ではシシウドの中の少し葉が大きいものはミヤマシシウドというそうです。
ちなみに春の山菜のなかの人気のひとつ「ウド」はウコギ科で同じウドでも全く別物です。
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