2007年11月17日土曜日

山野草・押し花百選展示中

 この春からとりくんできた押し花百選、


ただいま開催中の森の癒し作品展にて


展示中です。雪解けの早春の花カタクリから


晩秋の野菊まで、八ッ杉千年の森の自然の花々一種を


素材に百点が完成しました。押し花教室の皆さんの


これまでの研鑽の結晶です。地元の素材和紙を巧みに


活かしながら、森の中に凛と咲く季節の花の美しさを


見事に浮かび上がらせています。





 




2007年11月15日木曜日

秋深し

八ッ杉千年の森は今、紅葉から落葉へと


秋の深まりの中です。


今日も小学校1,2年生の皆さんの


「落ち葉を集めて焼き芋をしよう」の学習体験。


いろいろな落ち葉や木の実、草の実の発見に


楽しい時間をすごしました。


森の癒し展も開催中。森の美術館に


「わーすごい!。きれい」と歓声をあげていました。


焼き芋もホクホク美味しかったですね。








2007年10月15日月曜日

バウムクーヘンいかがですか

ドイツのお菓子、バウムクーヘン


10月28日の森のアートランドで


はじめて体験メニューにはいりました。


本日、その予行練習で焼いてみました。


やってみていろいろわかりました。


まさしく木の年輪がはいったお菓子です。


あなたもいかがですか。






2007年9月8日土曜日

まだ青き秋






施設の周りを歩いてみると、木の実が丸く大きくなって


きました。気の早いものはすでに赤くなっています。


どんぐり、ムラサキシキブ、ガマズミなど・・・


やがて秋の深まりとともに、、木々の葉も色づき


森全体がカラフルな宝石箱になっていきます。






2007年8月31日金曜日

夏の終わり、森の中

暑かった夏も終わり、強い雨がここ2~3日降り続きました。


森の大気は湿度が高いですが、幾分ひんやりとした風に


早、秋の気配を感じさせます。にぎやかだった森も


今は静かに虫の音だけです。雨上がりの森に、草薮の


中にそれぞれの生き物の世界がありました。








2007年8月14日火曜日

夏の夜は星を見よう

暑い毎日です。それでも夜になるとほてった体をひんやり涼ませてくれます。






夜は外に出ましょう。そして空を見上げましょう。


キラキラと星がまたたいていませんか。街の明かりが邪魔だったら、田んぼに行きましょう。田んぼのクーラーがさらに心地よいでしょう。


空もさらにくっきりと星が見えるはずです。




8月11日、八ッ杉では星を見る会がありました。満天の夜空に大きく天の川もアーチを組んでいました。じっと見ていると流れ星がピューと横切ります。


そのたびに歓声があがり、なぜか皆さんの気持ちも幸せそうでした。


星の不思議な力を感じた夜でした。





2007年6月16日土曜日

雨の森に凛と咲く純白の花







もう梅雨に入ったのでしょうか。暗い雲間から時折降る雨が森をしっとりとぬらしています。


この時期の山野草には真っ白な花が多いようです。




まるで白い帽子をかぶったようなヤマボウシの木、細かくびっしりと花をつけるヒメウツギ、独特のにおいの栗の花、


地上には白十字のドクダミなどなど・・・








奥谷線にホタルブクロ、キャンプ場にはひっそりとササユリが咲いていました。ササユリにはほのかにピンクを含んでいます。ササユリは種子から繁殖し、花をつけるまでに数年かかるといわれ、近年減少してきている希少種です。




それにしても、黒々とした土からどうしてこんな白い花が咲くのでしょうか。






2007年6月8日金曜日

杉木立の古道にコアジサイ









八ッ杉の峠を越える杉木立の古道に今、コアジサイが清楚な花を咲かせています。アジサイは、かつてシーボルトが日本原産の花として西洋に紹介した花のひとつです。


アジサイの仲間には世界中に広がったいわゆる西洋アジサイの原生種であるガクアジサイが有名ですが、それに先んじて咲くのがコアジサイです。






顔を近づけると、ほのかに甘い気品ある香がします。そういえば花祭り(=灌仏会;お釈迦様の誕生祝い)でいただくアマチャもアジサイの仲間です。





2007年5月5日土曜日

新緑と桜満開 みどりの日




 5月4日、今年からは「みどりの日」「自然にしたしむとともに


その恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ」ことを趣旨としていま


す。 ゴールデンウィーク真っ最中、各地でイベント花盛りです


が、八ッ杉千年の森は新緑と山桜、八重桜が満開、きらきらと


まぶしいくらいです。林床には様々なスミレ、イチゴ、タンポポ、


ウマノアシガタ、チゴユリなど紫、黄、白の野花も満開です。森


の散策、山菜採り、バーベキューなど、新緑の森を訪れる人も


多い日となりました。


  







2007年4月21日土曜日

奥谷線の春







八ッ杉千年の森への旧アクセス、奥谷線


月尾谷最奥の集落、南坂下から約4キロメートル間の林道です。


国道417が開通してからはほとんど往来のなくなったこの道


今、ヤマブキとキケマンが黄色に林床を染め、


道端にはニリンソウの群生が・・・


晴れた日には谷底からのせせらぎの音と野鳥の森のサウンドが


ここちよい最高のウォーキングコースです


四季折々の山野草の宝庫でもあります。


2007年4月13日金曜日

八ッ杉 カタクリ開花情報(2)
























4月に入ってからも、寒い日がつづき、カタクリの開花が足踏み状態でしたがこのところの暖かさでようやく花開いてきました。


標高350メートルの原生花園は7部咲き、標高500~550メートルの原生花園は2部咲きといったところでしょうか。カタクリは種子が発芽して花をつけるまでに7~8年、さらに7~8年は咲き続け種子を生産して一生を終えるという実はとても長命な植物です。


花園の中には今年発芽した小さな一枚葉から今年はまだ咲かない6年生、そして15年生までと異年齢集団のカタクリがぎっしりかたよせあって生きています。鑑賞の際には、十分に足元ご注意お願いいたします。




2007年4月3日火曜日

早春の森、点描

4月2日、晴れてはいるものの、黄色いもや (黄砂?)の中にぼんやりと山々が浮かんでいます。森の中に今咲く花といえば、風にゆれながら白く気品高いキクザキイチゲ、山の頂上の強い風と思い雪に耐えて赤くふくらむユキツバキ、林床をほのかに薄紫に染めるタチツボスミレたちでしょうか。気温はまだ12度と、早春の森はひんやりしています。 










2007年4月1日日曜日

八ッ杉 カタクリ開花情報(1)

2月の暖冬で、今年はやはりカタクリの開花はここ2〜3年のうちでは
早くなりそうです。


標高400メートルのカタクリはまだかたいつぼみです。
温度が上がりお日様がでてくると、昆虫たちが動き始め
カタクリの花もまもなく開くでしょう。


↓撮影3月31日



Katakuri2







2007年3月22日木曜日

春分の森で

2月の暖冬、3月の長い寒のもどりと
いささか調子が狂った今年の冬も本日でおわりです。


八ッ杉千年の森はまだ残雪のなか冷たい風が吹いています。
それでも空は春の色です。
森は今ピンク色に春ずんで(?)います。
初々しい木々の芽ぶきもあちこちに。


ニワトコの木の芽が春を告げています。






2007年1月22日月曜日

大寒の森







 昨年の豪雪につづき、この冬はまたかつてない暖冬と


異常気象が連続して、極端な形ででてきています。


 




1年のうちで最も寒い大寒。八ッ杉千年の森は


さすがに雪と霙の手もかじかむモノトーンの世界です。


雪の上に落ちた紅葉の色がいっそう鮮やかに見えました。


ただいま3月いっぱいまで休館中。


 4月からの施設ご利用予約は受付中です。


 本年もどうぞよろしくお願いいたします。