2006年1月1日日曜日

積雪2.5メートルとのたたかい 12月


  12月1日は久しぶりの好天気。そろそろ雪囲いや雪つりの準備をと思っていました。2日以降は雨の日が続く天気予報でしたので、この日スタッフ全員外に出て冬支度をしました。


4日の石臼体験、11日のリースづくりとイベントも無事終えて、(11日はすでに八ッ杉は雪の世界)、あとは25日のミニ門松づくりのみで2005年も終了と安堵するやいなや、12日から雪の日が続き、とくに13日の休館日は一日激しく降り続き、14日の日はすでに積雪2メートル以上となって国道417から八ッ杉森林学習センターへのアクセスは遮断されてしまいました。雪は毎日毎日降りやまず、17日の午前、雲間をぬって1.5キロの道のりをかんじきはいて学習センターへ到着した時点では建物ははすっぽり雪の中に埋まっていました。


今年の秋は紅葉がおそく、いつまでも暖かい秋でした。当然暖冬の予想。ところが12月にはいって一転、記録的な豪雪。昨年の映画「ザデイ・アフター・トモロウ」を地で行く自然現象。南の海温の上昇と海流の北上、北極振動による寒気団の南下、西高東低の気圧配置とさまざまな自然現象が複合して驚異的な積雪になったと思います。積雪は2.5メートルを記録しました。


この12月の豪雪は地球温暖化との関連でもいずれ気候学的にも解明されるでしょう。


雪で埋まった学習センターを守れ!21日のアクセス確保以降、多くの方々の支援もいただきながら、降りしきる雪の中、機械力も駆使しての連日の除雪作業、29日ようやく施設を雪の中から掘り起こしました。


この12月の豪雪はあらたな課題と教訓を残してくれたように思います。




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